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洗濯してきれいになるはずが、ピンクに変色して困った経験はありませんか?
お気に入りのTシャツを洗濯して、ピンクに変色してしまったら、めちゃくちゃショックですよね( ̄▽ ̄;)!!ガーン
真っ白だったタオルが洗濯しているのにいつの間にかピンクに変色・・・
どうしていつもピンク色になるんだろう、と疑問に思いませんか?
実は洗濯物がピンクになったしまうのは明確な理由があります。
そして、その理由が分かっていれば簡単に対策することができちゃいます!
そこで今回は、洗濯物がピンクに変色する原因と簡単な落とし方をお伝えします。
ピンクの変色を予防する方法もとてもシンプルなので、一緒にお話ししますね。
洗濯物がピンクに変色する原因は?
洗濯物がピンクに変色する原因は3つあります。
- 色移り
- 雑菌の繁殖
- 塩素系漂白剤と日焼け止めの反応によるもの
色移り
洗濯したときに赤や濃いピンクの衣類の色が落ちて、他の洗濯物に移ってしまっている可能性があります。
とくに「赤」は色素が強く、色移りの起きやすい色です。
色移りを防ぐには、白物と色物に分けて洗濯するようにしましょう。
色移りが原因の場合は、移った色素を取り除くことで
真っ白に戻すことができます。
雑菌の繁殖
何度洗ってもキレイにならずピンク色になってしまう原因は、ずばり菌です。
使ったタオルには、皮脂汚れや湿気が溜まるために雑菌が繁殖しやすい環境。
タオル以外でも濡れた状態の洗濯物を長く放置すると、雑菌が繁殖してしまうんです。
繁殖した菌はピンク色の色素を出すので、少しずつピンクに変色してしまうというわけです。
お風呂場のタイルもいつの間にかピンク色なってしまった・・・なんて経験はありませんか?
同じ理由で、お風呂のタイルが水垢の汚れで菌が増殖し、ピンク汚れとなっているのです。
雑菌の繁殖による洗濯物のピンクの変色は、放っておくとさらに臭いやカビが出てくるので、この機会にしっかりケアしましょうね。
塩素系漂白剤と日焼け止めの反応によるもの
日焼け止めの成分の一部が塩素系漂白剤と反応してピンクに変色するんです。
Tシャツを塩素系漂白剤で洗ったら、ピンクに変色してしまった・・
白い衣類のエリや袖口がピンクに変色にしてしまった・・
こんな時は、塩素系漂白剤と日焼け止めの反応によるものを疑ったほうがよさそうです。
どういう流れかというと、
- Tシャツのエリや袖口についた日焼け止めが原因で、黄色ジミができる。
↓ - その黄色ジミの汚れを落とすために、塩素系漂白剤を使ってしまう。
↓ - 化学反応を起こして、ピンクに変色してしまった。
でも安心してくださいね(^_-)-☆
生地自体が変色したわけではないので、日焼け止めをしっかり落とすことで元に戻すことが可能ですよ。
日焼け止めが付いてしまった衣類に漂白剤を使いたい場合は、塩素系漂白剤は避け、酸素系漂白剤を使えば、変色の心配はありません。
日焼け止めを使った日は、脱いだら早めに洗濯することをおススメします。
洗濯物がピンクに変色してしまったらどうすればいいの?
ピンク色に変色した洗濯物を元に戻すのに必要なものは、「酸素系漂白剤」もしくは、「過炭酸ナトリウム」です。
酸素系漂白剤
「酸素系漂白剤」は、酸素の力で除菌しながら汚れを分解・漂白するので、色移りや雑菌の汚れに最適です。
とくに粉末タイプの酸素系漂白剤がおすすめ。
液体タイプに比べて洗浄力・漂白力が高く、ガンコな汚れもキレイに落としてくれます。
用意するもの
- 『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
- 洗面器やタライ
- お湯を準備する
40〜50℃の熱めのお湯を洗面器やタライにためる - 酸素系漂白剤を投入
使用量の目安にあった酸素系漂白剤を溶かす。 - つけおきする
2〜6時間ほどを目安につけおきする。 - 洗濯
漂白液ごと洗濯機に入れ、普段通りに洗濯したら完了。
40〜50℃の熱めのお湯を使うのがポイントです。
粉末の酸素系漂白剤がよく溶け、洗浄力も高まる効果があります。
過炭酸ナトリウム
「過炭酸ナトリウム」は、酸素系漂白剤の主成分でもあります。
使ったあとは、酸素、水、炭酸ソーダに分解されるので、地球にやさしく有毒な成分も発生しません。
「過炭酸ナトリウム」は、食器洗い、乾燥機用洗剤、パイプクリーナー、漂白剤、洗濯槽クリーナ等、家庭で使われている洗剤の主成分として販売されています。
酸素系漂白剤との違いは、「過炭酸ナトリウム」を使えば、水回りにできたカビや汚れを掃除もすることができるので、洗濯以外の用途もあることです。
オキシクリーンなどの粉状のものも販売されていますが、漂白剤として液体のものも販売されています。
液体漂白剤を購入するときには酸素系漂白剤と塩素系漂白剤を間違えないように注意してください。
用意するもの
- 『オキシクリーン』などの過炭酸ナトリウム
- 洗面器やタライ
- お湯を準備する
40℃~50℃のお湯を洗面器やタライに用意する。 - 過炭酸ナトリウムを投入
お湯1Lに対して過炭酸ナトリウム大さじ2を溶かす。 - つけおきする
1時間から2時間をつけおきする。 - 洗濯
軽く脱水し、いつも通り洗濯機で洗う
なるべく蓋をすることお勧めします。
お湯が冷めにくくなるので効果が持続されるからです。
試しに買ってみたいという人は、100グラムの少量タイプであればダイソーなどの100均で買うことができます。
500グラム以上の量をお求めの場合、大き目のドラッグストアや東急ハンズなどのホームセンターで買うこともできます。
また、ネット通販でも購入可能ですので、リンクを貼り付けておきますね。
変色したピンクがうまく取れないときは?
最終手段として、「煮洗い」や「塩素漂白」といった方法があります。
ピンクに変色してからしばらく時間がたっていると、つけおき漂白ではキレイにできない場合もあります。
そんなときには、さらに漂白力のある方法で洗わないと元に戻せません。
「煮洗い」や「塩素漂白」は、生地への負担がかなり大きいので、最終手段と考えてくださいね。
煮洗い
煮ながら漂白する特殊な洗い方で、熱湯と洗剤の力が相まって高い漂白力を発揮します。
用意するもの
- ステンレスやホーローの鍋(アルミ鍋だと変色してしまうので、使用されないでくださいね。)
- 酸素系漂白剤
- 鍋でお湯を沸かす
7〜8分目まで水をいれ、一度沸騰させるくらいまで温める。 - 漂白剤をいれる
洗濯1回分ほどの酸素系漂白剤を入れ、よくかき混ぜる。 - 煮る
変色したタオルを入れ、5〜10分ほど弱火で煮る。途中でくるくるかき混ぜる。ふきこぼれないように注意する - 洗濯
時間がたったら火を止め、触れるくらいまで冷めるのを待つ。最後に取り出して普段通りに洗濯すれば完了。
煮るとタオルの生地が傷んでバサバサし、肌ざわりが悪くなります。
洗濯時には柔軟剤を使ってやさしく仕上げましょう。
塩素漂白
「塩素系漂白剤」は酸素系漂白剤よりもかなり強力な除菌・漂白効果があります。
用意するもの
- キッチンハイター(薄めて使うタイプの塩素系漂白剤)
- 洗面器やタライ
- 漂白液をつくる
洗面器やタライに水を張り、水1Lにつきキャップ半分ほどの塩素系漂白剤を溶かす。 - タオルをつけおきする
タオルを液に浸し、30分ほど放置する。最大でも2時間以内に取り出すこと。 - すすぐ
漂白できているのが確認できたら、流水でよくすすいで漂白剤を流す。 - 洗濯
普段通りに洗濯して、漂白剤をしっかり洗い流せば完了。
ゴム手袋を着用して作業し、最後は洗剤が残さないよう、しっかりすすいで仕上げましょう。
洗濯物がピンクに変色するのを防ぐには?
毎日の洗濯で次の4つのことを心がけましょう。
- 単独洗いする
- こまめに洗濯する
- 洗濯後はすぐに干す
- 洗濯槽を掃除する
単独洗いする
色移りを防ぐために、白物はほかのものと一緒に洗わず、できるだけ単独で洗いましょう。
白物と色物は分けて洗濯するのが基本です。
色移りを防ぎたい場合は、白いアイテムは単独で洗うことを習慣づけましょう。
こまめに洗濯する
湿った状態が続くと菌が増えるので、使ったあとのタオルはできるだけ早く洗濯しましょう。
バスタオルなどは、数回使ってから洗うという人もいますが、雑菌の繁殖を防ぐためには、毎回しっかり洗いましょう。
特に夏場や梅雨の時期は脱ぎたての衣類にも湿気が残り菌も繁殖しやすいので注意してくださいね。
洗濯後はすぐに干す
洗濯が終わったら洗濯物はすぐに洗濯機から出して干しましょう。
洗い終わった洗濯物を放置しても大丈夫といわれる目安の時間は、夏場は1時間で冬場は2時間までです。
季節や天候にもよりますが、濡れた状態で放置しないことが雑菌の繁殖を防ぐポイントです。
洗濯槽を掃除する
こまめにタオルを手入れしていてもピンクになってしまう…という場合は、もしかすると洗濯槽からの汚れ移りが原因かもしれません。
洗濯槽は常に湿った状態になるため、見えない部分にカビや雑菌などの汚れが繁殖しやすいんです。
市販のクリーナーを使って1〜2ヶ月に1回を目安にクリーニングし、清潔に保ってくださいね。
まとめ
今回は、洗濯物がピンクに変色する原因とピンクに変色してしまった場合の対処法をお話ししました。
せっかく洗った洗濯物がピンクに変色することがないように、毎日の洗濯でのちょっとした心がけで予防することができますので、ぜひ試してみてくださいね。