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緑茶は生活に根付いている飲み物の一つ。
抗菌作用やビタミンカテキンなどが含まれ体にいい飲み物です。
その一方で緑茶はカフェインが入っているので、子供に飲ませないほうがいいとも聞きます。
では一体何歳から緑茶を飲ませていいのでしょうか。
この記事では、
- 緑茶はいつから子供に飲ませていいのか
- どれくらい飲ませることができるのか
- 緑茶のメリットとデメリット
などをお伝えしますね。
緑茶は子供にいつから飲ませて大丈夫?
緑茶は4歳くらいから飲ませることができます。
その理由としては、
3.4歳くらいから緑茶に含まれるカフェインを分解できるようになるから
です。
緑茶に含まれるカフェインには眠気だるさを取り除く、血管の拡張、脂肪燃焼の促進などの効果があります。
大人がこれらの作用を目的にカフェインを適量摂取は問題はありません。
しかし、体の小さい子供は大人よりもカフェインの影響を受けてしまいます。
そのため4歳くらいから緑茶を飲ませることはできます。しかし大人と同じ量を飲ませるのはNGです。
では年齢別にどれくらいの量を飲ませることができるのか見ていきましょう。
乳幼児の場合
乳幼児は緑茶を与えないようにしましょう。
乳幼児は特に心も体も健やかに成長してほしい時期ですよね。
その時期に脳の発達、とくに知性や理性をつかさどる前頭前野に影響を与えるといわれるカフェインを含む緑茶を与えるメリットはありませんので、控えましょう。
1~3歳位の場合
1~3歳までは水や麦茶にしましょう。
乳幼児に引き続き幼いうちはカフェインの影響が大きく出ことと、苦味もある為、積極的に与えることはしない方がいいです。
4~6歳の場合
4~6歳くらいから緑茶を飲ませることができます。
4~6歳で緑茶の1日の摂取目安量は200ml。つまりコップ約1杯分までなら飲ませても大丈夫です。(コップ1杯200mlの緑茶のカフェイン量は40mg)
ただし、緑茶の特徴である苦みが苦手なお子さんもいますよね。
その場合は緑茶を薄めてあげてください。
7歳以上
では7歳以上はどうでしょうか。
目安としては、
- 7~9歳:1日コップ1.5杯
- 10~12歳:1日コップ2杯
- 13歳以降:体重×2.5g以内のカフェイン摂取量まで。
が目安となります。
13歳以上の場合:13歳の平均体重50キロとしてカフェイン摂取量が125gですので約コップ3杯くらいとなります。
カフェインの摂取の目安量
緑茶の効果を期待するのであれば4歳くらいから飲ませることはできますが、お子さんの様子を見ながら量の調整をするようにしてくださいね。
厚生労働省でカフェイン摂取量の1日の目安が案内されています。
年齢別でまとめるとこうなります。
1日のカフェイン 摂取目安量 |
緑茶の量 | |
4歳~6歳 | 最大45mg/日 | 200ml/日→ コップ1杯 |
7歳~9歳 | 最大62.5mg/日 | 300ml/日→ コップ1.5杯 |
10歳~12歳 | 最大85mg/日 | 400ml/日→ コップ2杯 |
13 歳以上 | 一日当たり 2.5mg/kg 体重以上のカフェインを摂取しないこと。 |
14歳男児の平均体重50キロだと |
カフェイン摂取量参考 厚生労働省
実は何歳からカフェインをのませていいのか、乳幼児で実験ができないので、赤ちゃんや幼児の安全摂取量研究データは存在しないのです。
ただ、成人でもカフェイン大量摂取の問題があるので、体が小さく、カフェインの分解に時間がかかってしまう子供には与えない方がいいです。
カフェインの適量は個人差が大きく、大人でも少量で副作用が出る人もいるんです。カフェインの中毒症状についてはこちら。
同じように、子供も個体差があります。
子供に緑茶を飲ませるメリット
緑茶を子供に飲ませるメリットはいくつかあります。
- 風邪を予防をする
- 風邪の症状の悪化を防ぐ
- インフルエンザの感染予防
- 虫歯の予防
このような効果があると積極的に子供にも飲ませたいと考えますよね。
ただ、緑茶は薬ではないのであくまでも補助的に適量を与えるようにしてくださいね。
風邪の予防
緑茶に含まれるサポニンという成分には、抗菌作用、抗ウイルス作用の効果が期待できます。
飲むだけではなく緑茶でうがいをすることで、緑茶の抗炎症作用により風邪の症状の悪化を防ぐことも期待できます。
インフルエンザの感染予防
緑茶に含まれるカテキンの抗ウイルス作用により感染を抑える効果が期待できます。
虫歯の予防
緑茶に含まれるカテキンは虫歯の予防にも効果的です。
- 虫歯の病原菌を増やさない
- 虫歯の原因菌の住処を作らせない
この働きにより虫歯予防をすることができるのです。
子供に緑茶を飲ませるデメリット
まだ成長過程の子供が緑茶を飲むデメリットとしては
- 下痢や便秘をする
- 睡眠に悪影響
- 脳の発達に影響を与える
という大きくこの3点が挙げられます。
下痢や便秘をする
子供はカフェインを分解する能力がまだ未熟です。
そのため大人よりも分解するまでに時間がかかり、カフェインが体内から半減するのに3,4時間、完全になくなるまで8時間ほど時間がかかってしまうのです。
そのため胃腸の調子を崩し、下痢や便秘になることもあります。
睡眠に悪影響
カフェインの覚醒作用は大人でも影響を受けます。
体の小さい子供ならなおさらカフェインの影響を受けやすく、興奮状態が続くことにより、
- 夜の寝つきが悪くなる
- トイレが近くなる
という影響が出ることがあります。
脳の発達に影響を与える
カフェインが脳を刺激することで、
- 落着きがない
- 多弁
- 集中力や積極性の低下
等の影響が出ることがあります。
4~6歳の子供のカフェイン摂取目安である45mg。
この摂取量45mg未満と以上に分けて比較をしたデータがあります。
夜寝れなくなってしまうのはお父さん、お母さんはもちろんだけど、お子さん自身も辛いですよね。
カフェインの影響で寝ないのかな?というときは
- 緑茶の量を減らす
- 遅い時間には飲ませない
- 緑茶以外にもカフェインの摂取量を減らす
などの工夫をしてあげましょう。
カフェインは緑茶のほかにウーロン茶、ほうじ茶のお茶類と、コーラやチョコレートなどにも含まれています。
これらは少量を飲んだり食べたりする程度であれば問題ありません。
子どもの年齢に応じて摂取しても問題のない量を把握をしましょう。
そしてカフェインを含む食品の複合摂取により、気づかずに大量に摂取してしまわないように、注意をしてください。
子供におすすめの緑茶
飲ませすぎにはやはり注意をしてね。また低い水温で抽出するとアミノ酸も多く抽出することからうま味が増すよ。大人にもお勧めだね。
ノンカフェインの緑茶もあるんですね!
コンビニやスーパーで緑茶を買うなら、ぜひノンカフェインのものをセレクトしてください。
ノンカフェインの緑茶はこちら↓↓
お出かけの時には鞄にさっと詰めて、手軽に飲むことができますね!
コスパがいいのはこちら。急須で緑茶を入れる余裕がないよという時にも水やお湯に溶かして簡単に緑茶を作ることができますよ。
水出し緑茶はご自宅で簡単に作ることができます。
家族が増えるほどお茶の消費量は多くなるので、前日夜などにセットをしておくといいですね!
まとめ
緑茶はいつから飲ませていいの?
子供のうちは緑茶より、カフェインのない水や麦茶を与えるのがおすすめですが、4歳くらいから飲ませることができます。
緑茶を飲ませることができる量は?
- 4~6歳 コップ1杯程度
- 7~12歳:コップ1.5杯程
- 13歳以上:コップ3杯程度
ただしカフェインの影響は子供一人ひとりで異なりますので、量はあくまでも参考に、様子を見ながら量の調整をしてあげましょう。
緑茶のメリットは?
- 風邪を予防をする
- 風邪の症状の悪化を防ぐ
- インフルエンザの感染予防
- 虫歯の予防
緑茶のデメリットは?
- 下痢や便秘をする
- 睡眠に悪影響
- 脳の発達に影響を与える
子供にお勧めの緑茶は?
ノンカフェイン、または水出し緑茶がおすすめです。
私も安心な物をその都度調べていきました。緑茶は飲ませ始めるタイミングと量を間違えなければ効能をうまく活用できますので、安全に緑茶を飲ませてあげましょうね。